葉酸サプリと薬の飲み合わせと過剰摂取について


葉酸は我々日本人にとって、必要でありながらどうしても不足しがちな栄養素です。ですからこの葉酸を手軽にサプリメントなどで補給している人も多いと思います。
サプリメントは、日頃の食事で摂取できない栄養を簡単に補えるので、とっても便利ですよね。

しかし葉酸のサプリメントと、飲み合わせに注意しなければならない薬があります。てんかんの治療で、抗てんかん薬であるフェニトイン(アレビアチン、ヒダントール)という薬を飲んでいる人は、葉酸のサプリメントを摂取するのはやめた方がよいようです。

その理由は、葉酸のサプリメントが、フェニトインの代謝を促進してしまい、てんかん薬の作用を弱めてしまうからなのです。

水溶性ビタミンの葉酸は、DNAの合成、細胞分裂に必要な栄養素ですから、妊婦が胎児の健康な成長を促すためには必要不可欠なものです。

心、脳疾患、子宮頸がんや直腸がんの予防にも大変有効であるとされていますが、このように、てんかん薬などを服用されている方をはじめ、リウマチなど他の病気で薬を服用されている方は、それぞれの効果をお互いに打ち消してしまう恐れがあります。

葉酸のサプリメントの摂取を控えた方がよい場合もあるので、医師としっかり相談してくださいね。


葉酸の過剰摂取


葉酸は水溶性のビタミンですから、多少摂りすぎても尿となって身体の外へ排出されますので、そこまで心配する必要はありません。

しかし葉酸は、調理する事でその大半の量が壊されてしまうので、なかなか葉酸の栄養素を体内に摂りこみにくい弱点があります。ですから、葉酸の不足を避けるために食事で摂取できない一日の必要量をサプリメントで補う方法があります。

ですがこれには注意が必要なのです。葉酸は不足すると胎児の成長を妨げたり、奇形を起こしたり、貧血や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの消化器系のトラブルや、
睡眠障害や記憶障害などの神経障害を引き起こしたりしますが、逆に過剰に摂取しすぎた場合でも、様々なトラブルが起こってきます。

葉酸を過剰に摂取しすぎると、発熱、痒み、じんましん、呼吸障害など、葉酸に過敏反応を起こしやすくなってきます。

また葉酸を摂りすぎることによってビタミン12欠乏症の診断が付けにくくなったり、亜鉛が吸収されにくくなることもあります。葉酸に限らず、サプリメントというものは非常に手軽で便利なものですが、摂りすぎることで体に異常をきたすこともあるのです。

身体に良いからといって、過剰に摂取することなく、用法や用量を必ず守りましょう。

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