葉酸に期待される効果と多く含む食べ物について


欧米型の食生活となった我が国では、ビタミンMと呼ばれる葉酸の不足が心配されています。葉酸は葉物野菜などに豊富に含まれていますが、昔は野菜をたくさん摂取していたのでそこまで心配することもなかったようです。

しかし葉酸の摂取量が減ってしまった現在、胎児に深刻なトラブルが発生するようになりました。DNAの構成に必要な核酸や赤血球を作るのに欠かせない葉酸が不足するので、二分脊椎などの神経管閉鎖症などが起こりやすく、

妊娠を望む女性や妊娠中の女性は、一般の成人男女よりも多くの葉酸を摂取する必要があります。

葉酸を摂取することによって健康な出産を行い、小児に発生しやすい神経芽細胞種の発生も抑えられるとの報告もあります。妊娠、出産以外では、乳がん、大腸がん、すい臓がんなどの発生を減らすという効果もあるそうです。

また、海外の葉酸の研究によると、脳卒中や認知症の予防効果も期待されています。このようなことからも、葉酸を摂取することが、人間が生きていく上で非常に大切な事であるということが分かりますね。

葉酸には、妊娠、出産、子供の病気のリスクを抑え、また、様々ながんの発生を抑制し、年齢を問わない素晴らしい効果があります。日常生活で、積極的に摂取するように心がけていきましょう。


葉酸を多く含む食べ物


葉酸を多く含む食べ物として代表的なものは、ほうれん草、モロヘイヤ、ブロッコリー、パセリ、春菊などで、葉酸の名のごとく緑黄色の葉物野菜や、豆類である枝豆、そら豆、大豆などにも含まれています。

また味付け海苔や焼き海苔にも葉酸は豊富に含まれていて、焼き海苔には100g中、1900μも含まれているというから驚きです。その他、肉類の鶏のレバーには100g中、1300μg、牛レバーには100g中、1000μgも含まれています。

ここで注意したいのが、葉酸は水溶性のビタミンなので、余った分は自然と尿となって体外に排出されるので、心配はいらないと申し上げたいところなのですが、レバーには脂溶性のビタミンAが含まれているために、摂りすぎるとビタミンAの過剰症になってしまうので、レバーで葉酸を摂取する時は気を付けなければなりません。

基本的に葉酸は水に溶けやすく、調理をする時、熱を加えた段階で栄養素が50%くらい減ってしまうものなので、体内に効率よく葉酸を摂取するためには、これらの葉酸を多く含む食べ物を上手に食事に取り入れて、胎児の健康な成長や、がんの予防、心、脳疾患の予防、認知症の予防をしていきたいものですね。

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